Record China 2009年2月5日(木) 7時53分
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2月、正月休み明けのUターンラッシュがピークを迎えている。中国鉄道部は3日、旧正月期間の鉄道乗客数が延べ1億人を突破したと発表した。写真は1月24日、帰郷する人々であふれかえった南京市の長距離バスターミナル。
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2009年2月、正月休み明けのUターンラッシュがピークを迎えている。中国鉄道部は3日、旧正月期間の鉄道乗客数がのべ1億人を突破したことを発表した。このラッシュの混雑は想像をはるかに絶するもの。今年も精神障害にかかり地元の方言を忘れてしまった女性のニュースが報じられたが、毎年のように大変な事故が発生している。3日、中国新聞社が伝えた。
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鉄道部によると、今年は旧正月が1月26日と早かったことから、例年は分散している学生、一般社会人、出稼ぎ農民の帰省時期が重なり混雑が加速したと発表した。旧正月明けも混雑は持続しており、旧正月期間の鉄道乗客数はのべ1億人を超えている。3日付の法制晩報は故郷から北京に戻る人の流れがピークに達したことを報じた。2日には鉄道だけで30万人が北京入りしている。北京首都国際空港の利用客数は延べ19万人を数えた。
民族大移動ともよばれる旧正月の帰省ラッシュは日本人にはとても想像できないほど過酷なもの。昨年は満員のプラットフォームから押し出され列車に轢かれて死亡した事故もあった。また数十時間も立ちっぱなしで列車に乗る人も多く健康を害する人も少なくない。それでも切符を買える人はまだ幸せで、駅には「黄牛」とよばれるダフ屋が高値で切符を売りつけている。しかも偽造切符を売っているケースも多くだまされた人は後を絶たない。中国の伝統的理念では最高の幸せは家族と一堂に会し団欒することだが、決して容易なことではないようだ。(翻訳・編集/KT)
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