2009年2月4日、4日付香港・経済通によると、中国自動車メーカーの奇瑞汽車有限公司が、アルゼンチンに「奇瑞」ブランドの自動車工場を建設する見通しとなった。建設計画は同国当局に提出済みという。

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奇瑞汽車の合弁会社「Chery Socma」が工場建設や自動車生産を担当する。合弁会社は奇瑞汽車とアルゼンチンSocmaグループとが共同出資して、07年3月に設立された会社。奇瑞汽車が同社過半数以上の株式を持つ。合弁会社はウルグアイのOFEROL工場でSUV車「瑞虎（Tiggo）」など「奇瑞」ブランド車の生産を同年5月から始めた。同工場の年産能力は2万台。「奇瑞」ブランドの製品が海外で生産されたのはこれが初めて。

3社合意によると、新工場は同国北部のチャコ州に建設。投資総額は最大で5億米ドルを見込み、投資は4年に分けて行われる。早ければ今年第2四半期（4−6月）から生産を始め、2011年に5万台、2012年に10万台を生産する計画。製品の大部分はブラジルに輸出する予定だ。（翻訳・編集/KS）