<中仏>ラファラン元首相が訪中へ、関係修復が目的か―香港紙

Record China    2009年2月9日(月) 8時28分

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8日、フランスのラファラン元首相と仏議会議員一行が訪中すると伝えられた。冷え切った両国の関係修復が狙いとの見方も出ている。写真は07年11月、訪中時のラファラン元首相(写真左)。

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2009年2月8日、香港紙「文匯報」は、フランスのラファラン元首相と仏議会議員一行が8日に訪中すると伝えた。その目的について、国内外のメディアは「冷え切った中仏関係の修復のため」としている。「環球時報」が伝えた。

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香港紙「文匯報」は在中フランス大使館員からの情報として、ラファラン元首相は15人の青年議員を率いて訪中し、北京、長沙深センの3都市にそれぞれ2日間滞在し、中国の要人と会談する予定だと伝えた。今回の訪中目的について公式発表では「青年議員らに中国を理解させるため」としているが、フランス特使としてこれまでにたびたび訪中している同元首相の実績から、中仏関係の修復が目的であると各メディアは推測している。

サルコジ仏大統領は昨年12月、中国側の激しい反発を無視してダライ・ラマ14世と会談。これを契機に両国の関係は悪化の一途をたどっている。ラファラン元首相は中国との関係を早急に修復するよう繰り返し主張してきた。「フランスは中国の発展に依存している」というのが元首相の自説であり、訪中を控え中国メディアに対し、「サルコジ大統領はさまざまなルートを介して、関係改善を求める信号を中国側に積極的に送っていく」と語っている。(翻訳・編集/本郷)

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