スリ集団の奇想天外な逃亡手段、その道具はカミソリ―山西省臨汾市

Record China    2009年2月10日(火) 1時1分

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28日、旧正月連休の人出で湧く山西省臨汾市の繁華街で、スリの犯行の瞬間が捉えられた。この写真をもとに検挙された窃盗団は、奇妙な手口で逃亡を試みたのだが…。写真は犯行の瞬間を捉えた市民撮影の写真。

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2009年1月28日、旧正月3日目を迎えたこの日、連休の人出で湧く山西省臨汾市の繁華街で、暗躍するスリの犯行の瞬間が捉えられた。人民図片網の報道。

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白昼堂々と通行人の上着ポケットから携帯電話を盗み出す衝撃的な瞬間がスクープされた。この写真を撮影した人物がネット上に問題の写真を投稿。事態を把握した地元当局が今月5日、写真の男を含む6人の窃盗団を検挙した。

取調べを受けるうち、何故か窃盗団のメンバーが次々に「カミソリの刃を呑んだ」と供述したため、病院でX線検査を行ったところ、5人の体内で剃刀によく似た金属片の存在が確認された。この不可解な行動を問い詰めたところ、剃刃は万が一の逃亡手段として窃盗団メンバーが携帯していたものだという。

剃刀は刃先をつぶした後、タバコの箱についている銀紙で包んであり、呑みこんでも安全なよう加工してある。逮捕されたらすぐに呑み込んで「病院送り」を狙い、警備の薄い病院から逃亡を図るという段取りになっていたそうだ。大量のバナナやニラを食べれば、カミソリは排出できるという。(翻訳・編集/愛玉)

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