Record China 2009年2月9日(月) 14時27分
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8日、台湾の闇金融業や土木工事の請負、闇賭博などを取り仕切っているマフィアにも不況の波が押し寄せており、構成員はリストラや賃金カットが行われているという。写真は台北市。
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2009年2月8日、台湾メディアの報道によると、同地マフィア社会にも不況の波が押し寄せており、その権勢が弱まったばかりでなく、構成員にもリストラや賃金カットが余儀なくされている。中国新聞網が香港「文匯報」の記事を転載し伝えた。
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かつては「金のなる木」と呼ばれていた闇金融業だが、不況により客足が激減。台湾マフィアの主な収入源は闇両替商や土木工事の請負、闇賭博などだが、経済の低迷から、そのすべてが不況の波にさらされており、旧正月の年越しも例年とは違って物寂しいものになった。通常なら盛大にとり行われる忘年会や新年会も、昨年の5分の1程度の数しか行われなかったと現地の警察関係者は話す。またあるマフィアの構成員は、ついに兄貴分から養いきれないと言われ、現在は3万5000台湾ドル(9万5000円)の給料でタクシー運転手をしているという。
不況によりマフィアがこれまで道義に反すると見下していた麻薬の密売や詐欺などにも手を伸ばす可能性もあるとして、台湾の警察当局は目を光らせている。(翻訳・編集/岡田)
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