2009年2月9日、湖南省のニュースサイト「紅網」によると、同省張家界市で8日、違法に野生動物を輸送している寝台バスが高速道路の料金所で見つかり、2人が検挙された。輸送されていたのは600匹以上のヘビだった。

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張家界市の高速道路料金所では先月11日から長距離バスを対象とした特別安全検査が行われていたが、8日午後、警察官があるバスの車内を検査したところ、荷室に積まれた箱から異様な臭いが漂っているのに気づいた。運転手に箱を開けるよう求めたが、運転手が緊張した面持ちでなかなか開けようとしなかったため、警察官は不審に思い、中身を検査した。箱の中にはヘビ皮で封のされた竹カゴが4つ入っており、警察官が中を調べたところ、大量のヘビが出てきたという。

ヘビは黒蛇100匹、カサントウ80匹、コブラ科のアマガサヘビ20匹、猛毒で知られるヒャッポダ5匹など、併せて600匹余り。いずれも広東省のレストランへ売りさばくために輸送されていたものだった。（翻訳・編集/岡田）