<続報><中国製品>「パクリ」戦闘機のルーツは、ドイツだった―中国

Record China    2009年2月18日(水) 9時34分

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15日、ロシアメディアは、中国がどんなに頑張って真似してもロシア製戦闘機のオリジナルには遠く及ばないと報じたが、ロシアの基礎技術はドイツ発祥だった。写真はロシアの戦闘機。

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2009年2月15日、ロシアの「RIA Novosti」は、中国がどんなに頑張ってロシア製戦闘機のコピー作ろうとも、長年の研究の末開発されたオリジナルには遠く及ばないと報じた。東方網が伝えた。その後の調べで、ロシア戦闘機の基礎技術はドイツが発祥だったことがわかった。

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ソ連のジェット戦闘機開発は、第2次大戦後、敵国ドイツの航空技術を入手して、飛躍的に進んだ。その成果が現れたのが後退翼を採用したミグ15だ。ミグ15は朝鮮戦争で米国のF86セイバーの好敵手となった。

1960年代に開発されたミグ21フィッシュベッド(ベトナム戦争で米国のF4ファントムと戦った)は途上国にも多く輸出され、現在も使われている。有名なのは67年にモスクワ航空ショーで登場したミグ25フォックスバット。米国の戦略爆撃機B58ハスラーをマッハ3で迎撃する戦闘機として恐れられたが、76年に亡命して函館に着陸したベレンコ中尉がもたらした機体を米国が調査して、性能はそれほどでもなかったことが明らかになった。

その後、ミグ戦闘機はミグ29、31と後継機種を生み出し(ミグ29ファルクラムは米国のF14、F15に対抗する機種として80年代中ごろに登場した)、現在、ミグ35スーパーファルクラムが第4〜第5世代の最新鋭機と言われている。

高速・迎撃型のミグ戦闘機と異なり、機動性と航続距離を重視したスホーイ27フランカーは旧ソ連諸国や途上国に多く輸出され、米国製戦闘機とは世界の軍用機市場でのライバル。89年のパリ航空ショーでは水平飛行から機首を上げて急に速度を落とす「コブラ」といわれる技術を披露して話題になり、日本の航空自衛隊パイロットもモスクワで体験機上した。

ソ連が米国のコピーを作ったことで有名なのは長距離爆撃機のツポレフ4。第2次大戦中に日本を爆撃する途中でソ連領内に不時着したB29をそっくりまねたものだ。また、超音速機ツポレフ144は欧州製のコンコルドとそっくりなため、西側からは「コンコルドスキー」と呼ばれた。(編集/KJ)

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