2009年2月17日、香港で今年12月に開催が予定されている「第5回東アジア競技大会」の開会式プランの一部が明らかにされた。香港紙「星島日報」の報道を中国新聞網が伝えた。

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第5回東アジア競技大会は12月5〜13日まで行われる予定。開催まで300日を切り、現在準備の最終段階に差し掛かっている。香港政府は、香港で開催される初めての国際競技大会を全市民一丸となって成功させることを目指し、開幕までの期間、イベントや各種メディアを使った宣伝のほか、巡回展や記念切手の発行など実施する。

最も注目を集める開会式に関しては、香港政府は北京五輪の開会式を担当したスタッフを招聘し、奇抜で盛大な「水上開会式」を計画している。関係者は「開会式はビクトリア港の夜景を背景にして、水上に建てた舞台で大型花火ショーを展開。競技参加各地区の特色を強調した船舶の参加などによって香港らしさを演出し、かつてないほど大型で独特なものになる」と話している。

今回香港政府の招きを受けて開会式総制作指揮および総合計画の作成を担当するのは、北京五輪の開会式立案に参画した路建康（ルー・ジエンカン）。同氏は「今回は史上最大の背景を利用し、世界最大の舞台で、最多の観客が参加する開会式になる」とし、「海上で行う予定のため、天候や航行する船舶の影響も考えられ、万一に備えて複数のプランを準備している」と語っている。（翻訳・編集/HA）