<非文明行為>4万人が受験!公務員試験に国民マナー問題―北京市

Record China    2009年2月23日(月) 16時9分

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21日、北京市公務員採用試験が行われ、約4万人が受験した。今年は国民のマナーについての論述問題も出題された。

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2009年2月22日、北京晨報によると、北京市公務員採用試験が21日に行われ、4万人の受験生が参加した。公務員採用制度改革が行われて初の試験となった今回は、「行政能力テスト」の難易度が増し、論文では「非文明行為」についての論述が求められた。

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試験は市内18の区と県にある1368か所の試験会場で行われ、昨年の受験生3万8000人より2000人多い約4万人が受験した。採用予定人数は2707人で、競争率は約15倍となった。受験生からは「大学受験より難しかった」という声が聞かれた。「行政能力テスト」には中国古来の学習法「九宮格(9×9の方陣を使った数独)」が出題され、「言語理解」ではこれまで2〜3語だった問題文が一気に500〜600字に増え、受験生はいずれも短時間での解答を求められた。

公務員養成に携わる専門家は「試験の目的が単なる資格取得試験から役職認定試験に変わったため、難易度が上昇した」と説明。論文問題では、観光客による公共の場所での痰吐きや器物破損などの「非文明行為」に関するさまざまな資料が与えられたうえで、国家観光局への意見書という形で「非文明行為の解決と国民の素養向上」について800字以内で記述するよう求めた。この論文問題は受験生の個性と適性を重視するための出題だという。(翻訳・編集/本郷)

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