韓書記代理、就任後初の国際会議で「世界博に問題はない」とアピール―上海市

2006年9月27日、中国共産党の上海市委員会書記代理の韓正（ハンジョン）氏は、2010年に開催される第4回上海世界博覧会の国際フォーラム開幕式に参加した。これは韓氏が上海市委員会書記代理になって以来初めて出席する国際会議であるため、マスメディアは大きな関心を寄せた。韓氏は、上海世界博の組織委員会副主任委員と執行委員会主任を兼任している。彼は開幕式の挨拶で「今年3月に上海世界博覧会の招待状を発送し、現在までに77の国家と国際組織から正式に参加したいという要請を受けた」と述べた。続けて「中国政府は世界博覧会の準備活動を非常に重視しており、博覧会国際事務局の大きな支持と助けのもとで、上海世界博すべての準備活動は順調に進められている。しかし上海市はさらに積極的に上海世界博覧会を準備していく」と宣言した。この発言は、数日前に陳良宇（ちんりょうう）元党委書記が解任となり、政治的に揺れ動く上海市が安定しているということを、外国に宣伝する意図があるものと見られている。

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