耕地面積、減少傾向にブレーキかかる―中国

Record China    2009年2月28日(土) 12時13分

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26日、中国の耕地面積は約1億2177万ヘクタールで、07年より約2万ヘクタールの減少にとどまった。中国の耕地面積減少傾向にブレーキがかかったようだ。資料写真。

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2009年2月26日、農村部の都市化が急速に進んでいる中国だが、この2年間で耕地面積減少傾向に「ブレーキ」がかかったとの見方が出された。「中国新聞網」の報道。

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国土資源部が26日に発表した「2008年度全国土地利用変更調査結果」によると、08年12月31日現在で中国の耕地面積は約18億2574万ムー(約1億2177万ヘクタール)で、07年10月31日の約18億2600万ムー(約1億2179万ヘクタール)より2万ヘクタールの減少にとどまった。減少面積は前年より50%縮小している。

中国は国土に比べて人口があまりにも多く、1人あたりの耕地面積は世界の平均レベルの半分ほどしかない。食糧の安定供給と社会経済の安定を守るため、中国政府は耕地面積18億ムー(約1億6万ヘクタール)を死守目標に定めて世界で最も厳しい耕地保護政策を実施してきた。

国土資源部は耕地面積減少速度が落ちた原因として、建設用地への耕地利用に厳格な基準を設けたことや耕地活用を効率化したこと、金融危機で建設需要が減少したことをあげている。(翻訳・編集/本郷)

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