横行する公費旅行、中国人への呼び込みは「領収書あるよ」がもはや当たり前!?―シンガポール紙

Record China    2009年2月28日(土) 23時53分

拡大

27日、中国で公費を使った豪華な海外旅行が横行しているという。写真は韓国・済州島。

(1 / 8 枚)

2009年2月27日、環球時報は、シンガポールの華字紙「聯合早報」の26日付記事をもとに、中国で横行している公費を使った豪華な海外旅行について報じた。

その他の写真

聯合早報の記者は先日、韓国・済州島を妻と旅行した。ある海鮮料理店の前を通りかかった際、店員が記者夫婦を中国人観光客と思い込み、きれいな中国語で「ささ、どうぞ。領収書ありますよ」と声をかけてきたという。「発票(ファーピャオ)」、つまり国家(税務局)が発行・管理している領収書があるとして呼び込むということは、公費による海外旅行が中国で当たり前のように行われていると推測できる。

ここ数か月、中国では公費を使った豪華な海外旅行の実態がネット上で次々と暴露されている。中国の行政支出は、公費による飲食・海外視察、公用車の購入・維持経費の「三公」だけで9000億元(約12兆6000億円)近く、全体の3割に上っているとも言われる。不透明な公費使用は、末端の行政組織にも横行しているようだ。記事によれば、広東省広州市のあるマッサージ店にも、地元の行政関係者が多く訪れ、みな領収書を要求するという。(翻訳・編集/SN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携