Record China 2009年3月8日(日) 15時2分
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2009年3月4日、仏紙フィガロは「十二支像を中国に返還すべきか?」というネットアンケートで86%が「返還すべき」と回答したことを報じた。回答者のほとんどは中国人だったと見られている。写真は北京市の保利芸術博物館に展示されている十二支像。
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2009年3月4日、仏紙フィガロは「円明園から略奪された十二支像を中国に返還すべきか?」というネットアンケートで86%が「返還すべき」と回答したことを報じた。ただし回答者のほとんどはフランス人ではなく、中国人だったと見られている。6日、環球時報が伝えた。
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同アンケートには8万1050人が回答、従来の参加記録を2倍以上に更新するアクセスが集まった。同紙の元中国特派員であるFrancois Hauter記者は「数万人の中国人がアンケートで「返還すべき」と回答してくれたことを光栄に思う」「中国2億5300万人のネットユーザーのうちほとんどはアンケートの問題を見ていないにもかかわらず、それでも14%が「返還すべきではない」と回答した」と皮肉を込めたコラムを執筆している。なおBBCの報道によると、フィガロは「投票のほとんどが中国人であった可能性はあるが、現在は確認できていない」とコメントしている。
ネットアンケートは母集団が不明確であることから信頼性に問題があるとの見方も強い。2007年には「新・世界の七不思議」を選出するネットアンケートが行われたが、万里の長城が落選しそうだとのニュースが流れた後、投票数が伸び一位になったこともある。(翻訳・編集/KT)
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