Record China 2009年3月8日(日) 20時30分
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5日、「米不動産買い付けツアー」を終えた中国人富豪たちが北京に戻ってきた。一行はロサンゼルスなど5都市、20数件の物件を回ったが、結局商談は1件も成立しなかった。写真は09年2月、北京からツアーに出発する一行。
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2009年3月6日、個人資産1000万元(約1億4000万円)以上を持つ中国人富豪が参加した「米不動産買い付けツアー」が終了し、一行は5日北京に戻ってきた。ツアーはロサンゼルス、ニューヨークなど5都市、20数件の物件を11日間かけて回ったが、結局商談は1件も成立しなかった。北京晨報が報じた。
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帰国時に記者団に取り囲まれたツアー参加者達は、「商談成立ゼロ」の理由は明らかにしなかった。ツアー引率者は「初めての訪米で、参加者が何も購入しなかったのはごく正常なこと」として、「商談成立ゼロ」を理性的に扱って欲しいと述べた。
渡米前は、「底値」で買えるという噂もあったが、実際にはそうではなかったというのが参加者達の実感だったようだ。しかし、ここ数年値上がりの激しい北京の不動産に対し、これまで比較的安定していて価格が動かなかった米国不動産が、金融危機後下落幅が20〜30%となったのは魅力的で買い時と見ている。例えばロサンゼルスの別荘は、北京の第六環状線内に匹敵する立地で、300平方メートル30万ドルあまり(約2900万円)。これは内装込みの値段で北京の物件よりも安い。
ツアーを主催した中国最大の不動産関連サイト「捜房網」のスタッフによれば、現在第2弾を企画中で、既に100人あまりの申し込みがあるという。今ツアーへの参加者が、購入を検討後再びツアーに参加する可能性もあるとみている。(翻訳・編集/中原)
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