Record China 2009年3月9日(月) 11時11分
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8日、北京市の八達嶺で下山中の若者3人が近道をしようと野生動物園に侵入。だがそこはトラの放し飼いゾーンだった。すぐさま1頭のトラが3人に襲いかかり…。写真は同動物園のトラ。
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2009年3月8日、北京市八達嶺野生動物園(サファリパーク)で7日午後4時20分頃、防護ネットを越えて侵入した若者3人がトラに襲われ、うち1人がのどを咬まれて死亡するという悲惨な事件が発生した。地元紙「京華時報」の報道。
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河北省出身の3人の出稼ぎ労働者は7日、万里の長城がある八達嶺に登った。下山する際に近道をしようと八達嶺野生動物園の高さ3.6mの防護ネットによじ登り、そこから園の敷地内に飛び降りた。このとき防護ネットには「猛獣がいます!立ち入り禁止」の表示があったが、3人は「猛獣なんて、たいしたことないだろう」とたかをくくっていたという。だが3人が飛び降りたのは「トラ放し飼いゾーン」。すぐに1頭の東北トラが3人に襲いかかり、うち1人を押し倒した。
このとき車で同ゾーンを巡回中の動物園係員がこの光景を目撃。男性ののどに咬みついたままのトラが首を振り回しているが、男性はもう何の反応も見せていない。あとの2人は防護ネットの上の部分にしがみついていた。係員らは車でトラを威嚇。そのまま檻まで誘導したが、男性はすでに死亡していた。動物園側は事故の再発防止を誓うとともに、男性を死亡させたトラの処分について検討中と発表。だが、ネット上には現在「トラに罪はない」として処分に反対するユーザーの書き込みが殺到している。(翻訳・編集/本郷)
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