Record China 2009年3月12日(木) 0時33分
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10日、金融危機の影響で各都市の生活コストのランキングが大幅に入れ替わり、東京と大阪が世界で最も物価の高い都市となった。中国の各都市も順位を大幅に上げた。写真は上海市のスーパーマーケット。
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2009年3月10日、英国「エコノミスト」誌が9日に公表したデータから、金融危機の影響で各都市の生活コストのランキングが大幅に入れ替わったことがわかった。金融危機後に円高の傾向が続いたため、東京と大阪が世界で最も物価の高い都市となった。
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この生活コストランキングは世界140都市の物価を比べ、今年2月に調査が行われた。企業が社員を海外へ駐在させる場合などの生活コストを試算する際にも使われており、前回調査は2008年9月に行われている。今回の調査では、上位10都市のうち7つがヨーロッパ、残り3つがアジアとなり、1位が東京、2位が大阪。以下、パリ、コペンハーゲン、オスロ、チューリッヒ、フランクフルト、ヘルシンキ、ジュネーブ、シンガポールと続いた。前回調査ではパリが1位、オスロが2位だった。
また為替レートの関係から、オーストラリアやニュージーランドは大きく順位を下げたが、通貨人民元の相場が安定している中国は順位を上げ、香港は28位から11位、上海は45位から29位、北京も58位から36位に浮上した。同誌では、現地の物価水準と為替レートが今回の順位に大きく影響しているとし、通常の経済環境ではこれほど順位が大きく入れ替わることは少ないと説明している。(翻訳・編集/岡田)
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