Record China 2009年3月13日(金) 10時57分
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2009年3月12日、現在北京市で開催中の第11期全国人民代表大会第2回会議に参加しているチベット自治区代表団の委員2人が新華社の取材に答え、ダライ・ラマの転生には中央政府の認可が必要だと発言した。写真は仏具を手にしたチベットの人々。
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2009年3月12日、現在北京市で開催中の第11期全国人民代表大会第2回会議に参加しているチベット自治区代表団の委員2人が新華社の取材に答え、ダライ・ラマの転生には中央政府の認可が必要だと発言した。
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先ごろ海外メディアは、ダライ・ラマ14世の「転生はチベット人民にゆだねる」との発言を報じた。転生には、死亡前の転生、女性への転生、チベット以外での転生から転生しないケースまで、さまざまな可能性が考えられるという。
この問題に対し、チベット自治区人民代表大会常務委員会の烈確主任は、転生問題はダライ・ラマ14世個人が決定できるものではなく、歴史的な決まりごと、宗教儀式、中央政府の認可という3つの原則と国家の関連法規を順守する必要があると反論した。
特に強調されたのが中央政府の認可。清朝の乾隆帝が定めた「欽定蔵内善後章呈29条」によると、ダライ・ラマやパンツェン・ラマなど大生き仏の転生者選出には、金瓶掣籤(転生者選別で行われるくじ引き儀式)を経るか、あるいは中央政府のくじ引き免除の認可が必要だという。また2007年に実施された「西蔵仏教生き仏転生管理弁法」も明確な規定を定めていると主張した。(翻訳・編集/KT)
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