2009年3月17日、南方日報によると、中国招商銀行が16日に公開した統計報告から、中国の富豪は毎月カードで8万5000ドル以上消費しており、カード決済額でアジア首位だということがわかった。

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招商銀行は昨年、顧客の1％に当たる高所得層を対象に、預金高に応じて利用限度額を設けないクレジットカードの発行を開始。2009年1月の時点で同カードによる決済額は、同行のカード利用者全体の平均と比べて実に約50倍、国外での使用頻度も平均の3倍に上った。

また、カード最大手のVISAによる08年末の統計によれば、この利用限度無制限のカードが発行されて8か月間の平均消費は1枚あたり8万5000ドルで、2位の韓国の2倍以上とアジア地域全体でダントツ首位。調べによれば、高齢者層に富裕層が多い他国と異なり、中国の富裕層は31〜46歳が64％と、若い世代に集中している点が特徴的だという。（翻訳・編集/岡田）