台湾・チベット問題で「中国の立場」を支持、温首相との会談で―北朝鮮首相

Record China    2009年3月19日(木) 14時56分

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18日、中国の温家宝総理が北京の人民大会堂において、北朝鮮の金英日首相と会談を行った。金首相は、台湾やチベット問題などについて「中国の立場を支持する」と発言した。写真は中朝友好年の開幕式が行われた北京の国家大劇院。

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2009年3月18日、中国の温家宝総理が18日午後、北京の人民大会堂において、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金英日(キム・ヨンイル)首相と会談を行った。新華網の報道。

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18日夜、中朝国交樹立60周年を祝う「中朝友好年」の開幕式が北京にて開かれ、温総理がこれに出席。金首相を歓迎するとともに、金正日(キム・ジョンイル)総書記への挨拶を伝えた。温総理は、「北朝鮮は中国と最も早い段階で国交を結んだ国の一つ」と中朝両国の友好関係をアピールし、両国の建設的な関係が地域の平和と安定に貢献していると語ったという。

これに対し、金首相は金総書記からの挨拶を伝え、自身にとって初となる中国公式訪問と中朝友好年の開幕式に出席できたことを喜んでいると話した。また、金融危機や50年来最大と言われる干ばつに対する中国の対応を高く評価するとともに、北朝鮮の党および政府は、台湾問題やチベットなどの人権問題における中国の立場を支持すると述べたという。(翻訳・編集/岡田)

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