オンラインゲーム利用者の3割が無収入!「三低化」が顕著に―中国

Record China    2009年3月26日(木) 17時36分

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24日、中国ネットワークインフォメーションセンター(CNNIC)がこのほど発表した08年の「中国オンラインゲームユーザー調査分析報告」から、利用者の低年齢、低学歴、低収入という「三低化」が進んでいることが分かった。

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2009年3月24日、新華社通信(電子版)によると、中国ネットワークインフォメーションセンター(CNNIC)がこのほど発表した08年の「中国オンラインゲームユーザー調査分析報告」から、利用者の低年齢、低学歴、低収入という「三低化」が進んでいることが分かった。

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報告によると、中国のオンラインゲーム市場の成長は明確で、MMOGと呼ばれる多数のプレーヤーが同時に参加して遊ぶオンラインゲームの利用者は、08年12月末までの統計では5550万人に上る。有料サービスを利用する人の割合も増加しており、統計では全体の76.5%が有料サービスを利用しているとされ、またRMTと呼ばれるオンラインゲーム通貨やアイテムの現金取引も急速に拡大しているという。

利用者の低年齢化、低学歴化、低収入化も顕著で、22歳以下の利用者は全体の52.5%に達しており、学歴が専門学校以下も全体の77.1%。収入が1001〜2000元(約1万4000〜2万8000円)の層に利用が集中しており、収入源を持たない者も全体の3割を占めている。報告は、こうした層は社会的な制約力が欠けるケースが多く、未成年者を中心とする利用者の保護を目的とした監督・管理システムを整える必要があると指摘している(翻訳・編集/岡田)

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