DNA親子鑑定は年間1000件以上、うち1割が「親子関係なし」―重慶市

Record China    2009年3月26日(木) 16時29分

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25日、重慶市血液センターによれば、同市ではこの10年でDNA親子鑑定を希望する人が10倍以上に増えた。80年代生まれの夫婦に限ると、「親子関係がない」と判定されたケースは1割近くにも上るという。写真は安徽省のDNA親子鑑定センター。

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2009年3月25日、重慶市血液センターによれば、同市ではこの10年でDNA親子鑑定を希望する人が10倍以上に増えた。80年代生まれの夫婦に限ると、「親子関係がない」と判定されたケースは1割近くにも上るという。地元紙・重慶時報が伝えた。

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同センターは82年、市内で最初のDNA鑑定を始めた。当時は司法鑑定が主だったというが、2000年から親子鑑定も開始。当初は年に100件にも満たなかった依頼が、昨年はついに1000件を超えた。鑑定を受ける理由は「相手の不義」を疑うケースが圧倒的に多い。その多くが「80後」と呼ばれる80年代生まれの若者だ。このうち「親子関係がない」とされたのは1割近くにも上るという驚くべき実態も明らかになった。

改革開放以来の急速な経済発展とともに人々の道徳観も「開放的」になった中国。同センターの専門家は親子鑑定の依頼が増えたことについて「夫婦間、恋人間の信頼関係が希薄になった証拠」とみている。(翻訳・編集/NN)

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