地元民がお腹の大きな野生パンダを発見、本格的に調査を開始―四川省天全県

Record China    2009年3月27日(金) 13時0分

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26日、四川省天全県で23日に野生のジャイアントパンダが地元民に目撃された。パンダは見たところ体重約100kgの大きさで腹部が膨らんでおり、妊娠している可能性が高いという。写真が撮影されたそのパンダ。

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2009年3月26日、四川省雅安市天全県の山中で23日、オートバイで通過中の地元民が野生のジャイアントパンダに遭遇。その体型から妊娠しているメスの可能性が高く、関係当局はただちに調査を開始した。四川省のニュースサイト「四川在線」が伝えた。

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23日午後0時45分、天全県白沙河林区の工事現場で働いている作業員2人が昼食をとるためバイクで帰宅途中、魚頭渓と呼ばれる場所で1頭のパンダを目撃した。2人はバイクに乗ったまま、ゆっくりと1mの至近距離まで接近。見たところパンダは体重約100kgの大きさで腹部が膨らんでおり、「妊娠しているにちがいない」と2人は確信したという。その後パンダは向きを変えて道路下の斜面を降りて行き、2人は200mほど徒歩で追跡。興奮のあまり写真撮影を忘れていたが、パンダが斜面を登り始めたときになって初めて、携帯電話で数枚カメラにその姿を収めた。

2人はすぐに関係部門に連絡しようとしたが、携帯電話は圏外で使用できず、約30分かけて下山したところでようやく連絡が取れたという。同地区を管理する白沙河林業集団公司はただちに調査員4人を派遣したが、該当するパンダは発見できなかった。25日に同公司は8人の調査隊を現地に派遣し本格的な調査を開始した。(翻訳・編集/本郷)

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