辮髪の次は「日本風」?近代の中国人、最初の流行ヘアは…―中国ブログ

Record China    2009年3月31日(火) 18時13分

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27日、中国の清朝が崩壊し、辮髪(べんぱつ)から解放された中国人が最初に真似した髪型は日本人のものだった―と中国人ブロガーが解説している。写真は清朝時代の電話交換手を写した写真。全員が辮髪をしている。

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2009年3月27日、中国の清朝が崩壊し、辮髪(べんぱつ)から解放された中国人が最初に真似した髪型は日本人のものだった―と中国人ブロガーが解説している。当時はどんな時代だったのか?

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このブロガーによれば、中国では男性の「真ん中分け」の髪型を「漢奸(売国奴)ヘア」と呼ぶが、実は1949年以前の旧社会においては「愛国人士」を含む男性のほとんどがこの髪型をしていた。ではなぜ当時の男性は、「漢奸」でもない人までみな同じような髪形をしていたのだろうか?

ブロガーは90歳を超えるベテラン理容師にその答えを求めた。この方は12歳からずっと上海で理容師として働いている、理容業界の「生き字引」だ。それによると、清朝時代の中国人はみな辮髪を強要されていたが、1911年の辛亥革命で清王朝は崩壊。それと同時に辮髪の義務もなくなったが、果たしてどんな髪型にして良いのか、誰も辮髪以外の髪型を見たことがなかったため、分からなかった。

そこで注目されたのが、自分たちと同じような外見を持つ日本人という訳だ。西洋人は外見も髪の色も全く違うため、お手本にはならなかった。しかも、当時の革命家の多くは日本に留学し、日本で理容師をしていた中国人を連れ帰ったりもした。こうした経緯から、辮髪を切った中国人の最初の流行ヘアは、日本式の「真ん中分け」になったのだとか。(翻訳・編集/NN)

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