香川照之が出演拒否?!間もなく公開の南京大虐殺映画2本が舌戦を展開―中国

Record China    2009年4月3日(金) 11時58分

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2009年4月、中国では「ジョン・ラーベ」と「南京!南京!」という2本の南京大虐殺関連映画が公開されるが、興行成績を競う両者の戦いは早くも過熱している。写真は映画「ジョン・ラーベ」の香川照之。

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2009年4月、中国では「ジョン・ラーベ」と「南京!南京!」という2本の南京大虐殺関連映画が公開されるが、興行成績を競う両者の戦いは早くも過熱している。2日、南京晨報が伝えた。

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さきごろ「ジョン・ラーベ」の宣伝担当は、同作に出演する日本の俳優・香川照之が脚本を見比べた後、「国際的な観点から見れば、観衆に過去を反省させる力があるのはジョン・ラーベだ」と考え、「南京!南京!」の出演依頼を断ったと明かした。これに反発したのが「南京!南京!」のルー・チュアン(陸川)監督。「香川のことは知らない。日本人俳優を選抜したのは副監督だが、わたしの知る限り候補にはなってなかった」と反論した。

ある匿名の内部関係者は「ジョン・ラーベ」製作側の発言は間違いなく宣伝の一環であり、知名度を高めるためのものだとコメントしている。中国、ドイツ、フランス合作の「ジョン・ラーベ」に対し、中国国産映画の「南京!南京!」は出演俳優の知名度で「優位に立っている」とした。

「ジョン・ラーベ」は先日、国際的な視点から南京大虐殺を正面から描いているため、日本での公開を断念したと報じられた。日本の映画配給会社はフィルムを見ることさえ拒否するなど事実上の放映禁止だったと発表している。(翻訳・編集/KT)

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