お騒がせパンダアーティストがまたやった!「国辱」物のショーに批判殺到―中国

Record China    2009年4月5日(日) 15時52分

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4月、パンダアーティストとして知られる趙半狄氏がパリで開催したショーが「中国を侮辱するもの」として、ネットユーザーの批判を集めている。写真は2007年11月、北京で行われた趙氏のファッションショー。

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2009年4月、パンダアーティストとして知られる趙半狄(ジャオ・バンディー)氏がパリで開催したショーが「中国を侮辱するもの」として、ネットユーザーの批判を集めている。趙氏のブログには数千件の批判コメントが書き込まれる炎上状態となっている。5日、現代快報が伝えた。

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3月20日、趙氏はパリでファッションショーを行った。いつも通りパンダをモチーフとしているのはもちろんのこと、今回は出稼ぎ農民、水商売の女性、芸能人のおっかけ、乞食、同性愛者、ネット有名人、裁判官など「最も生き生きと現実に即した」33のファッションを発表したという。

このショーに中国ネットユーザーの批判が殺到した。ブログ「藍色天空」は批判を6つのカテゴリーに分けている。その内容は(1)中国を侮辱した。(2)外国人に媚びている。(3)人々をだまして注目を集めている。(4)国内の恥を海外にさらした。(5)国宝であるパンダを侮辱した。(6)話題を作って有名になろうとしている、というもの。興味深いのは趙氏が題材とした「中国の暗部」を誰も否定していないこと。ただそれを「海外にまでばらさなくても」という気持ちが強いようだ。

趙氏といえば、昨年には米映画「カンフー・パンダ」の上映差し止めを求めて訴訟を起こしたことで知られる。「パンダの師匠がアライグマとは中国への侮辱だ」などと難癖としか思えないような理由だったが、ともかく注目を集めることには成功した。今回のショーも趙氏の狙い通り十分な反応が得られたと言えそうだ。(翻訳・編集/KT)

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