Record China 2009年4月9日(木) 8時56分
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4月、新疆ウイグル自治区トルファン市の重要遺跡・交河故城は、土で形成された遺跡としては国内最大規模の修復プロジェクトを進めている。中国政府は05年に約38億9000万円を投じ、シルクロード沿線の遺跡修復プロジェクトを開始している。
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2009年4月、新疆ウイグル自治区トルファン市の重要遺跡・交河故城は、土で形成された遺跡としては国内最大規模の修復プロジェクトを進めている。
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交河故城は前漢時代(BC206〜AD8年)の車師前国の都であり、漢王朝の重要な屯田地であった。唐代には西域掌握の中心地となったため、現在残る遺跡は唐代都市建築の特徴を色濃く残しており、多くの仏教寺院や仏塔が存在している。しかし、日干しレンガで形成されたこれらの建築物は風化も激しく、適切な修復・保護措置が望まれてきた。
中国政府は05年に2億6500万元(約38億9000万円)を投じ、シルクロード沿線の遺跡修復プロジェクトを開始。新疆ウイグル自治区でも、09年は文化遺産の保護事業予算を500万元(約7340万円)から1000万元(約1億4700万円)に引き上げ、交河故城をはじめとした歴史的資産の大々的修復に乗り出した。遺跡の変形部分や亀裂部分の修復や強化、防風加工を進めている。(翻訳・編集/愛玉)
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