2009年4月8日、8日付新京報によると、世界銀行は7日発表した東アジア途上国・地域経済に関するリポートで、中国経済の低迷は09年年央に底入れし、2010年には全面的な回復に向かうとの見方を示した。

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中国の09年のGDP（国内総生産）成長率は6．5％と予想。前年の成長率9％を大幅に下回るものの、マイナス成長が見込まれる世界経済の中では高い成長率となる。

世銀東アジア・太平洋地域の首席エコノミストによれば、中国の3月の製造業購買担当指数（PMI）は景気判断の50を回復し、製造業に回復の兆しが表れた。固定資産投資も金融危機以前の水準に戻しており、中国経済は政府の景気対策や積極財政を後ろ盾に改善に向かっているといえる。ただ同エコノミストは、「1カ月の経済指標で経済情勢を判断するのは短絡的すぎ。今後数カ月間の経済指標の内容を見極める必要がある」と慎重姿勢も示した。（翻訳・編集/HI）