<華流>イケメンが少ないから「韓流」に勝てない?―日本人字幕翻訳家

Record China    2009年4月10日(金) 21時50分

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8日、連続テレビドラマ「冬のソナタ」以来、韓流ブームが続く日本で「華流ブーム」が生まれなかった理由は、「中国人スターにイケメンが少ないから」だという。写真は「冬ソナ」で一大ブームを巻き起こした「ヨン様」こと韓国人俳優ペ・ヨンジュン。

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2009年4月8日、中国紙「環球時報」は中国映画の字幕翻訳家として日本で最も活躍している水野衛子さんへのインタビュー記事を掲載した。

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04年、日本では韓国の連続テレビドラマ「冬のソナタ」が大ブレイク。「韓流ブーム」という言葉まで生まれたが、期待されていた「華流ブーム」(中華圏の映画や音楽の流行)はとうとう来ないままだ。これについて水野さんは「日本の映画・テレビ市場が求めているものを中国人がわかっていないからだ」と指摘。日本では映画やテレビをゆっくり鑑賞できるのは30歳代から60歳代の女性。このため、彼女たちのハートをつかむことができなければブームになることはないと断言。「中国人スターは個性的で演技力の高い俳優は多いが、韓流スターに比べるとイケメンが少ない」と語った。

水野さんはさらに「韓流ブームを支える女性たちは漫画で育った世代で、ロマンチックなストーリーが大好き。中国の映画やドラマはどれもリアルで現実的。『冬ソナ』のように主人公が突然記憶喪失になったり、不治の病にかかったりするような『非現実的な』ストーリーの方が日本人女性にはウケる」と解説した。(翻訳・編集/本郷)

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