2009年4月14日、コメディ俳優のン・マンタ（呉孟達）がこのほど、中国のインタビュー番組「背後的故事」の収録に登場。俳優養成学校の同級生だったチョウ・ユンファ（周潤發）について語った。NOWnewsが伝えた。

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香港を代表するコメディ俳優のン・マンタは、チャウ・シンチー（周星馳）映画の常連として日本でも知られるスター。ハリウッドで活躍するチョウ・ユンファとン・マンタは、香港のテレビ局・無線電視（TVB）が運営する俳優養成学校の同級生で、親交が深いという。

1979年に時代劇ドラマ「楚留香」シリーズで人気者になったン・マンタだが、稼げるようになったとたん、酒・女・ギャンブルに溺れて没落。ギャンブルで作った30万HKドル（約380万円）の負債を返済するため、親友のユンファに借金を申し入れたが「自分で解決しろ」とあっさり断られ、ユンファを恨んだン・マンタは彼と絶交したという。

ユンファは当時、すでに香港映画界のトップスターに君臨し、30万HKドルなど物の数ではなかったはず。しかし数年後、人生の谷底から這い上がったン・マンタは、「その時になってやっと、ユンファの良心が理解できた」と話しており、「もし貸してくれていたら、自分はもっとひどい状況に陥っていた。今はただ彼に感謝している」と親友について語っていた。（翻訳・編集/Mathilda）