2009年4月16日、米紙「ワシントンポスト」が14日、中国の富裕層には他国と異なる特徴があるという記事を掲載した。記事は米コンサルタント会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーが中国の富裕層に関して行った調査結果をもとに書かれている。環球時報が伝えた。

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2008年に中国の富裕世帯は160万世帯にまで増加したが、2015年には400万世帯を上回ると予測されている。マッキンゼー社の定義する都市富裕世帯の年収は25万元（364万円）以上となっているが、中国の富裕層は他国と異なり、80％が45歳以下と年齢層が低いことが顕著である。アメリカでは富裕層における45歳以下の割合が30％、日本では19％となので、中国の大きな特徴といえる。

もう1つ大きなの特徴として、財を為すまでの期間が短い点があげられる。調査では中国の富裕層の約半数が、4年前までは裕福でなかったことが判明しており、今後5〜6年の間で富裕層に入る人たちの多くも、現時点ではまだ年収25万元以下で、「裕福」とはいえない生活を送っているものと見られている。（翻訳・編集/岡田）