<続報>世界に恥さらした女子サッカー「替え玉」事件、市政府が調査に乗り出す―中国

Record China    2009年4月18日(土) 17時30分

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2009年4月、女子サッカー世界大会に優勝した重慶市大坪中学が、メンバーに中国ジュニアユーズ代表選手を加えていた事件は大きな波紋を呼んでいる。重慶市政府は専門調査グループを編成、事態の解明に乗り出した。写真は同大会に参加した大坪中学。

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2009年4月、女子サッカー世界大会「World Schools Championship」に優勝した重慶市大坪中学が、メンバーに在校生ではない中国ジュニアユーズ代表選手を加えていた事件は大きな波紋を呼んでいる。重慶市政府は専門調査グループを編成、事態の解明に乗り出した。17日、網易が伝えた。

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今月5から13日までトルコのアンタルヤで国際学校スポーツ連盟(ISF)主催の「第21回「World Schools Championship」が開催された。12日に行われた女子決勝戦では中国代表の重慶市大坪中学がドイツ代表を8対6で破り見事優勝した。大坪中学は5試合で28得点を決める圧倒的な力を見せつけたがそれもそのはず。在校生はわずかに2名、残りは助っ人選手、すなわちジュニアユース中国代表選手で構成されていたという。

大坪中学校長は「教育部の指示に従っただけです。少なくともジュニアユーズ代表の参加は幹部の指示でした」と非公式ながらコメントしている。一方、重慶市教育委員会の関係者は「大坪中学の参加は聞いていたが、誰が参加したかまでは知ってすらいない」とコメントした。世界に重慶市の恥をさらす事態へと発展しただけに、市政府は調査グループを編成、事態の究明を進めている。(翻訳・編集/KT)

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