2009年4月20日、上海市国際博覧センターで第13回上海モーターショーが開幕した。国内外から集まった自動車メーカー関係者は中国政府の内需拡大策への信頼と中国自動車市場への期待を表明した。21日、東方早報が伝えた。

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「われわれの調査によると、潜在顧客の消費マインドは前年11月の87％から今年3月には96％に上昇している」とはフォルクスワーゲン社関係者の言葉。今年第1四半期の好成績を受け、中国での生産台数を5万台に引き上げるという。現在では在庫も1か月分を割り込む状態という。何しろ、世界的に自動車販売台数が落ち込むなか、中国市場は第1四半期に3．88％の成長を見せており、上海自動車、広州トヨタの関係者からも楽観的なコメントが寄せられた。三菱自動車の益子修社長は「中国は今年1月に世界最大の市場となり、なお成長を続けている。三菱自動車にとって最も重要な市場だ」とコメントした。

大衆車のみならず高級車市場も好調。昨年9月に施行された大排気量車への増税は販売台数に影響はあるものの、ベントレー社は2008年、中国市場の販売台数が日本を抜き世界4位となったことを発表した。今年第1四半期の販売台数も97台に達したという。ダイムラー社も今後2、3年のうちにベンツの販売台数が大幅に増加しBMWを抜くと宣言した。ベンツの販売台数は現在3万8000台、BMWは6万5800台となっている。（翻訳・編集/KT）