武士道精神、素材好む食習慣……、日本文化の源は中国唐朝にあり!―中国ブログ

Record China    2009年4月22日(水) 15時19分

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2009年4月21日、コラムニスト、教育専門家の信力建氏はブログで記事「日本文化における中国の烙印」を発表した。現在の日本文化における中国には色濃く中国文化の刻印が残されているという。写真は長崎の孔子廟。

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2009年4月21日、コラムニスト、教育専門家の信力建(シン・リージエン)氏はブログで記事「日本文化における中国の烙印」を発表した。

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日中両国は一衣帯水の関係にあり、文化的にも深いつながりを持っている。そればかりか中国が失った多くの文化を日本は保ち続けているという。なかでも唐朝の影響は最も強く、政治、経済、文化などさまざまな面にその痕跡を残している。

表面的に見れば日本人は今や完全に西洋化したようにも見受けられるが、実は伝統的な文化を残している。生食や素材そのままの味を好む食文化、淡い色合いと自然を愛する情緒、家族意識の強さ、民間信仰が盛んなこと、男性の武士道と温和で男性に依存する傾向が強い女性などすべて唐の文化にその原型を見出すことができるという。

ひるがえって中国を見ると、そうした文化はほとんど失われてしまった。伝統が継続し続けた日本と元朝、清朝と異民族王朝に征服された中国との差異であろうと同ブログは指摘する。本国で失われた文化が隣国に残されている。まさしく陶淵明が「桃花源記」に描いた桃源郷が日本ではないかとしめくくっている。(翻訳・編集/KT)

●信力建(シン・リージエン)

中国の教育家。信孚教育集団理事長。広東省広州市生まれ。1982年、中山大学中国文学部卒業。工場、銀行、政府機関などで働いた後、英国へ留学。軍人、農民、労働者など30以上の職に就いた変わった経歴を持つ。2006年までに幼稚園や小中学校など20校を建設、学生数は1万人を超える。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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