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4月30日、米国家庭に引き取られる中国からの養子が減っていることが分かった。中国側の制限が大幅に厳しくなったことが原因だという。写真はレストランで中秋節を過ごす中国・ハルビンの児童福祉施設の子供たち。
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2009年4月30日、環球時報によると、米タイム誌は28日、米国家庭に引き取られる中国からの養子が減っていると伝えた。中国では07年5月に新たな養子縁組法が施行され、養子を引き取る家庭への制限が大幅に厳しくなったことが原因だという。
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新規定では、子供を引き取る夫婦は、肥満ではなく、年齢は50歳以下、過去2年間の間に抗うつ薬の服用経験や顔の畸形があってはならないほか、一定の教育・経済条件を満たす必要があるとされている。米国政府の統計によれば、この制限強化により、中国からの養子は現在すでに50%も減っており、中国収養中心(中国養子センター)を通じて引き取られた子供は05年には7906人いたが、08年には3909人にまで減少している。
米国で中国人の子供を引き取る数が減る一方、中国国内での養子縁組は増加している。子供を引き取る経済力を持った人や女児を受け入れる家庭が増えたこと、考え方の変化などが原因とみられている。(翻訳・編集/岡田)
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