<新型インフル>SARSなどと同類の乙類伝染病に指定―中国

Record China    2009年5月1日(金) 20時6分

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中国衛生部は4月30日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の正式呼称を「甲型(A型)H1N1インフルエンザ」とし、伝染病予防法に基づく乙類伝染病(SARSなどと同類)に指定した。資料写真。

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2009年5月1日、中国新聞社によると、中国衛生部は4月30日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の正式呼称を「甲型(A型)H1N1インフルエンザ」とし、染病予防法に基づく乙類伝染病(SARSなどと同類)に指定すると発表した。

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同部は30日、国務院の承認を得て、「H1N1インフルエンザ」を乙類伝染病に指定し、併せて甲類伝染病の予防措置についても対策を採るとの内容の公告を行った。

また、世界保健機関(WHO)、国際連合食糧農業機関(FAO)、国際獣疫事務局(OIE)の3機関が、これまで使用してきた「豚インフルエンザ」の呼称を止め、今後は「A型H1N1インフルエンザ」とすると宣言したことに合わせて、中国でも「甲型(A型)H1N1インフルエンザ」の呼称を使用するとしている。

中国の伝染病予防法では、伝染病を甲、乙、丙の3種類に分類し、そのうち甲類が最も深刻で、伝染力の強い伝染病としている。甲類に分類されている伝染病には、ペストとコレラがある。乙類には、今回のA型H1N1インフルエンザ以外に、重症急性呼吸器症候群(SARS)、エイズ、ウイルス性肝炎など約20種類が、丙類には手足口病など10数種類が指定されている。(翻訳・編集/HA)

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