<マージャン世界選手権>開催断念、市民のマナー不足で?!―四川省成都市

Record China    2009年5月3日(日) 14時5分

拡大

5月2日、四川新聞網は四川省成都市がマージャン世界選手権初戦の開催資格を放棄したと報じた。写真は四川省成都市の観光地・虹口漂流区。河原で多くの市民がマージャンを楽しんでいる。

(1 / 4 枚)

2009年5月2日、四川新聞網は四川省成都市がマージャン世界選手権初戦の開催資格を放棄したことを報じた。現地市民が国際ルールをよく知らないこと、国際大会で必要なマナーがないことが理由だという。

その他の写真

「マージャン城」とも称される成都市では多くの市民がマージャンに親しんでいる。その成都市だけにマージャン世界選手権の開催は確実と見られていたが、無念の開催放棄となったという。

成都文殊坊マージャン・茶文化博物館の王(ワン)館長によるとその理由は二つある。第一に中国各地には独自のローカルルールがあるが中でも成都市のルールは特殊。通常マージャンでは144枚の牌が使われるが、成都ルールでは108枚しか使用しないという。そのため国際ルールに対応することは難しい。第二に国際ルールではマナーが重視されるが、成都市民はマージャンを遊ぶ時に口汚く悪態をつく人が多い。それだけに成績でもマナーでも悪い結果になることを恐れ、主催者側が開催を断念することを決めたという。

もっとも、手痛い失敗を喫したとはいえ、成都市民のマージャン好きは替変わらない。5月1日から成都ルールのマージャン大会・文殊坊蓉城雀王争覇大会が開催された。同大会のユニークな点は予選にインターネットマージャンを導入したところにある。16日の準決勝からお互いに顔を合わせた実際の対局が行われるという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携