辛亥革命から95年、歴史を見つめる武装蜂起記念館―湖北省武漢市

Record China    2006年10月11日(水) 22時42分

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武昌地区に残るヨーロッパ風の「紅楼」には、1911年の辛亥革命後に革命軍政府が置かれた。現在は「辛亥革命武昌の武装蜂起記念館」として利用されている。

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2006年10月10日、湖北(こほく)省武漢(ぶかん)市の武昌(ぶしょう)地区にある軍人政府の旧跡は、現在「辛亥革命武昌の武装蜂起記念館」として利用されている。もとは清朝の宣統元年(1909年)に建てられた湖北省諮議局の建物で、壁が赤いため「紅楼」と呼ばれる。

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1911年10月10日、中国革命同盟会が武昌で武装蜂起し、辛亥革命の幕開けとなった。すぐに結成された革命軍政府が、268年に及ぶ清朝帝制の廃止を宣言、アジア初の共和国「中華民国」を作り上げた。当時革命軍政府が置かれたのが、この紅楼である。

建物はレンガと木で作られており、幅73m、奥行き42m。2 階の中央部には、教会式の鐘楼がそびえ立つ、西ヨーロッパの古典的な建築である。この建物は1981年、「辛亥革命武昌の武装蜂起記念館」として利用されることが決まった。

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