2009年5月19日、第一財経日報は日本の新型インフルエンザ流行が中国人の海外旅行に与える影響について報じた。今年4月に起きたタイのデモの影響で、上海市民の海外旅行先は日本が一番人気となっていたが、新型インフルエンザ騒動で人気が落ち込む可能性が高いという。

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国内での感染者が激増した日本の状況は中国でも大々的に伝えられている。第一財経日報記者が大手旅行社に取材したところ、現時点では目立った数にはなっていないものの、今後のキャンセル増加が予想されるとの答えだった。旅行社によると、4月から5月下旬までが日本旅行のピークであり、そのさなかの新型インフルエンザ騒動は大きな影響を与えることになりそうだ。

現状では日本はツアー旅行禁止国に指定されていないため、キャンセルする場合には旅行客がキャンセル料を負担する必要がある。今後も流行が続き禁止国に指定されれば、キャンセル料の負担がなくなるため、中国人観光客の急減が予想される。（翻訳・編集/KT）