金融証券などが年収トップ、次いで高い水道など公益事業=業種別給与実態調査―中国紙

Record China    2009年5月21日(木) 17時29分

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19日、最新の業種別給与実態統計調査によると、最も高い証券、金融、電気通信などの業種と最も低い農業副産物加工などを比べると、10倍もの格差があることが分かった。写真は北京にある中国石油天然ガス勘探開発公司(CNODC)。

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2009年5月19日、最新の業種別給与実態統計調査によると、最も高い証券、金融、電気通信などの業種と最も低い農業副産物加工などを比べると、10倍もの格差があることが分かった。中国新聞網が伝えた。

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最も高いとされる業種で働く人の年収は平均17万元(約240万円)であるのに対し、最も低い業種は1万8000元(約25万円)に止まる。改革開放政策が始まった78年から続くこの調査。この30年、水道、電気、ガスなどの業種は変わらず高収入を続け、それに加えてこの10年で不動産業界も急速に台頭してきた。

格差拡大の原因について、記事は改革開放以来の経済発展モデルに問題があったと指摘する。世界銀行の統計によれば、03年から07年の3年間、中国の国内総生産(GDP)は毎年10%増の成長率を維持。だが、最下層にあたる10%の人々の年収は逆に2.4%も減少している。そのため記事は、これ以上格差を広げないために中国は自らの発展モデルを再度見直す必要があると訴えた。(翻訳・編集/NN)

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