絶滅危惧の極小動物を住宅地で保護!ピグミースローロリス―福建省泉州市

Record China    2009年5月23日(土) 9時26分

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20日、福建省泉州市の住宅地で、中国国家一級保護動物のピグミースローロリスが発見され、地元警察によって保護された。

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2009年5月20日、福建省泉州市の住宅地で、中国国家一級保護動物のピグミースローロリスが発見され、地元警察によって保護された。チャイナフォトプレスの報道。

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ピグミースローロリスは、体長20cm前後、体重320〜450gあまりの小型霊長類。中国国家一級保護動物に指定され、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストではVU(危急種)にも記載されている絶滅危惧種。中国雲南省・ベトナム・ラオス・カンボジアなどの亜熱帯〜熱帯の森林に約7万2000頭が生息するとされている。夜行性で樹上生活を営み、ほとんど動かずに過ごす。果実や虫類、樹脂などを食べる。尻尾はほとんどなく大きな丸い目が特徴的だ。

中国の科学的記録では86年にその存在が認められているものの、熱帯雨林の破壊によって個体の減少が危ぶまれている。こんな希少動物がなぜ、遠く離れた福建省の住宅街で発見されたのか?地元当局は調べを進めている。(翻訳・編集/愛玉)

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