Record China 2009年5月25日(月) 21時3分
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23日、中国のブログに「アメリカ人にとっての中国」という文章が掲載された。著者は、アメリカ人の中国に対する認識を列挙しつつ、中国への理解が不十分と主張した。写真は南京市民の家庭を訪れたアメリカ人。
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2009年5月23日、中国のブログ「常青的博客」に、「アメリカ人にとっての中国」という文章が掲載された。
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著者は、すべてのアメリカ人がそうなのではないと断った上で、アメリカ人の中国に対する認識を列挙した。
1、北京と上海と香港しか知らない。
2、一部のアメリカ人は日本を中国の1つの省だと思っている。
3、古代中国人は空を飛べた。
4、中国人なら誰でも武術ができる。
5、病気になっても薬を飲まず、休まない。
6、英語は中国語よりずっと簡単だ。
7、チベットは古来中国の領土ではなかった。
8、台湾も中国の領土ではない。
9、遼、金、元、清など少数民族の政権は中国人による政権ではない(つまり少数民族は中国人ではない)。
10、中国には信教の自由がない(特にキリスト教)。
11、上と矛盾するが、中国人はみな仏教を信じている。
12、中国文化と日本文化の違いが分からない(ある映画で、日本の武士の衣装を着て中国武術を学ぶ役者が登場した)。
13、日本文化が中国に由来していることを知らない。
14、中国文化に関する術語を受け入れる時、普通話(標準語)ではなく当時の発音(例えば広東語など)が適用されている。
15、一部の中国人は衛生観念がない。
16、中国の都市は環境汚染が激しいが、中国は美しい(自然環境を指すのだろう)。
17、中国の大都市はとても現代的だが、農村との格差が激しい。
18、裕福な中国人はアメリカ人よりも金持ちだが、貧しい人が非常に多い。
19、中国の食事はとても美味しい。
20、中国の「80後」のLittle Emperor(小皇帝:甘やかされて育った一人っ子の若者)の意味をよく知っている。
21、一部のアメリカ人は中国にはどこにでもパンダがいると思っている。
著者によると、経験上、上に挙げた観点について中国人が反論しても、アメリカ人はあまり取り合わないという。人口が中国の10分の1に過ぎない日本の一部の文化が、中国文化よりアメリカ人に受け入れられていることも指摘している。(翻訳・編集/津野尾)
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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