2009年5月25日、中国の石油最大手ペトロチャイナ（中国石油）は時価総額が3364億ドル（約32兆円）に達し、米エクソンモービルを抜いて再び時価総額世界一の座に返り咲いた。26日付で新京報が伝えた。

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ペトロチャイナは22日、石油小売大手シンガポール石油の株式45．51％を69億4000万元（約962億円）で買収したと発表。週明け25日には時価総額が22日付のエクソンモービルの3358億7000万ドルを上回り、世界一となった。ペトロチャイナの上海上場株は年初来、30％も上昇している。

昨年の財務報告によれば、エクソンモービルは純利益452億2000万ドル（約4兆3000億円）で世界の500強に選ばれたのに対し、ペトロチャイナの純利益は1143億3100元（約1兆5800億円）。同社は07年11月にエクソンモービルを抜いて時価総額世界一となったが、昨年3月に再度抜き返されていた。（翻訳・編集/NN）