Record China 2009年5月29日(金) 13時1分
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28日、「mujinのブログ」は記事「揺らぐ六カ国協議議長国の地位:北朝鮮の挑発は中国を怒らせた」を発表した。写真は06年、会場を離れる六カ国協議代表団。
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2009年5月28日、「mujinのブログ」は記事「揺らぐ六カ国協議議長国の地位:北朝鮮の挑発は中国を怒らせた」を発表した。以下は同ブログの内容。
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北朝鮮が2回目の核実験を強行した後、中国は反対声明を出し、国連安保理の協議を通じて積極的に国際社会と協調する姿勢を見せている。この中国の姿勢は先月のロケット打ち上げの際に見せた「冷静な対応」とは全く異なる。従来の「不干渉の原則」からは外れている。
北朝鮮の核実験は六カ国協議議長国としての中国の地位を低下させるものであり、国際社会に「北朝鮮は説得可能であり、冷静に対応するべき」と呼びかけてきた中国の面子をつぶすものとなった。また国境からわずか100キロの地点で核実験を強行されたこと、北朝鮮の核武装は中国にとっても脅威であることなども含め、中朝関係は深刻な悪化を迎えている。
しかし北朝鮮の挑発行為に怒りをつのらせる一方で、やはり中朝関係の重要性は無視できないとの意見もある。中国人民大学国際関係学院の時殷弘(シー・インホン)教授は「中国は朝鮮半島の無核化を望んではいるが、北朝鮮との関係も重要な利害である」とコメントした。他方で強硬姿勢を貫くとの見方もある。ある北朝鮮問題の専門家は「核問題について中国は譲歩することはできない。2006年の核実験においても中国は積極的に制裁に参加、安保理決議を順守することを表明した」と指摘している。(翻訳・編集/KT)
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