2009年6月2日、米自動車メーカーのビッグスリーであるゼネラルモーターズ(GM)が1日に米・連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、事実上破たんしたことを受け、中国大手ポータルサイト・騰訊(Tencent)は、ネットユーザーからの質問を募り、GMの中国拠点であるGM China(通用汽車中国公司)へ公開質問をぶつけた。騰訊(Tencent)の報道。

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●GMはなぜ連邦破産法第11条適用を申請したのか？

GM：債務を大幅に削減、資本構造の最適化を図り、社の再建を迅速に行うためである。GM社が無駄を排除し、より利益率を上げ、自力再生力の高い企業であるために、また、再び自動車産業の牽引者たるために、連邦倒産法第11条363を申請した。米国政府、全米自動車労働組合(UAW)なども消費者やサプライヤーを含めた権益保護を支持してくれている。

●つまり営業停止ということか？

GM：いいえ。我々は事業再編成を行うに過ぎない。60〜90日以内に主要事業は正常な運営を取り戻すだろう。

●申請は米国以外の拠点にも及ぶものか？

GM：そうではない。申請はあくまで米国国内でのことである。

●このほどの経営再建で、GM中国の経営戦略にも変化は生じるか？

GM：GM中国および中国国内の合弁企業は引き続き米国本部との提携関係を続けるが、経営モデルに変化はないといえる。今後も、特に技術開発の面においては、新生GMとの密接な関係が続くだろう。

●中国市場での展開にマイナス影響が及ばないという具体的な措置はあるのか？

GM：中国市場におけるGM社の展開については、依然として良好な状態が続いている。キャッシュフローや販売網、消費者サービスにおいても完全に自力で維持していける状態だ。

●中国市場における将来的な発展計画は？

今後1〜2年の間にビュイック、シボレーの各ブランドで5モデルを発表する。さらに5年以内には30モデル以上を導入し、年間販売量を200万台にまで引き上げる見通しだ。(翻訳・編集/愛玉)