Record China 2009年6月9日(火) 8時59分
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4日、韓国紙は、豊富な資源と恵まれた自然条件によって、かつてのシルクロードであった中国の西部地域は、10年後に中国経済の新たな原動力になると伝えた。写真は新疆ウイグル自治区ウルムチ市にある風力発電所。
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2009年6月5日、環球時報によると、韓国紙「朝鮮日報」は4日、「豊富な資源と恵まれた自然条件によって、10年後に西部地域は中国経済の新たな原動力になる」と伝えた。
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かつてのシルクロードから工業・エネルギーの供給拠点へと変貌を遂げた新疆ウイグル自治区と寧夏回族自治区。寧夏回族自治区の自治区首府・銀川市は今や中国西部地域を代表する流通消費都市のひとつとなっている。市街地には5軒の百貨店が立ち並び、同自治区で最大規模を誇る富裕層向け高級百貨店「新華百貨」で家電売り場を担当する店員は、「富裕層は高価な商品を好むので、40インチ以上のテレビしか展示していない」と話す。
「西部大開発がスタートしてから、中央政府や沿海地区の企業が巨額の資金を投じている。ここ5年間で銀川市は天地を覆さんばかりに変化した」と話すのは、同市でIT企業を経営する韓国人社長。寧夏回族自治区当局者は、「中央政府の投資額は累計260億元(約3718億円)に上っている。また、現在進行している事業費用の70%を中央政府が負担している」と説明する。
銀川市から西へ2000km行くと、新疆ウイグル自治区の自治区首府・ウルムチ市に到達する。豊富な石油資源と中央アジアへの窓口としての利点を生かし、同市経済は年々着実に成長している。新疆ウイグル自治区に本社を置く中国第2位の風力発電設備メーカー・金風科技集団の代表取締役は、「今年の純利益は100億元(約1430億円)に上り、前年より50%前後増加する」との見方を示す。同集団はすでに2012年まで注文が埋まっているという。(翻訳・編集/SN)
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