中国最大の淡水湖・ボストゥン湖で水環境を整備―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年6月9日(火) 1時36分

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6日、新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州環境保護局は、国と同自治区が09年、国内最大の淡水湖・ボストゥン湖の水環境整備事業に7500万元(約10億円)を投じることを明らかにした。写真はボストゥン湖。

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2009年6月8日、新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル(巴音郭楞蒙古)自治州環境保護局は6日、国と同自治区が09年、国内最大の淡水湖・ボストゥン(博斯騰)湖の水環境整備事業に7500万元(約10億円)を投じることを明らかにした。中国新聞社が伝えた。

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同自治州では人口の8割がこの湖の恩恵を受けて生活しているが、乾燥と人々の暮らしの影響で水位の低下や水成分の変化、生態系の破壊といった問題が深刻化している。

同局傘下のボストゥン湖科学研究所は06年9月、国家プロジェクト資金を獲得する目的で、国家「水体汚染抑制・管理」科学技術重大特定プロジェクト弁公室に対し、「乾燥・半乾燥地域における湖水環境の総合整備・生態修復技術に関する研究及びモデル」と題した計画書を提出した。これが認可され、今年下半期から整備事業が開始されることになった。

実施にあたり、中央財政は3000万元、地方政府は4500万元をそれぞれ拠出。ボストゥン湖科学研究所、中国科学院南京地理・湖泊研究所、新疆環境科学研究院など各専門機関が共同で参与し、汚水対策や自然環境の修復に取り組む計画だ。(翻訳・編集/東亜通信)

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