2009年6月10日、中国国家統計局は09年1―5月の国内不動産開発投資額が前年同期比6．8％増の1兆165億元（約14．5兆円）で、伸び率は1―4月を1．9ポイント上回ったと発表した。ただ、08年1―5月に比べると伸び率は25．1ポイント低い。

【その他の写真】

また、09年5月の国内70の主要都市の住宅など建物販売価格は前年同月比で0．6％下落した。下落幅は4月の前年同月比より0．5ポイント縮小。前月比では0．6％上昇していた。

中国では世界金融危機による不景気の影響で、08年後半から不動産業が大きく伸び鈍った。ただ、同局によると、不動産開発投資額の伸び率は09年1―2月が前年同期比1．0％、1―3月が4．1％、1―4月が4．9％で、拡大傾向にある。（翻訳・編集/東亜通信）