2009年6月12日、昨年から続く不倫・離婚騒動で仕事が激減している台湾のタレント・伊能静(いのう・しずか)だが、近々美容指南本を出版する計画があることが明らかになった。台湾メディアの報道を中国娯楽ネットが伝えた。

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今年41歳を迎える1児の母とは思えないエイジレスな美しさをキープしている伊能。美容マニアとしても知られ、これまでにもビューティー関連の書籍を出版し大ヒットさせている。このほど伝えられた2冊目は本来、昨年末に出版される予定のものだったが、出版社側が「ちょっと年齢が行きすぎている。同社の読者ターゲットに符合しない」との理由で出版をしぶりだしたという。

その直後、伊能を襲ったのは芸能界全体を震撼させた「手つなぎ不倫」事件。伊能は2000年、14年来の恋人である歌手のハーレム・ユー（[广/臾]澄慶）と結婚、長男も授かったが、08年11月、俳優のビクター・ホアン（黄維徳）と手をつないで街を歩くツーショットがスクープされ、不倫関係が発覚。今年3月末に離婚声明を発表した。良妻賢母のママタレとして活動してきた伊能にとっては致命的なスキャンダルで、美容書出版の話はすっかり立ち消えとなった。出版社側は、「確かにそのような企画もあった。結局、彼女の家庭問題で先送りとなったが、彼女の年齢を問題にしたことはない」としている。

しかし最近になって伊能の身辺では、「伊能は作家として再出発するようだ」との噂が流れ、マネージャーも「出版企画は進行中だ」としている。これまでに美容書以外の著書もあり、その文才が広く認められている伊能だが、復活の契機となるだろうか？(翻訳・編集/愛玉)