Record China 2009年6月15日(月) 1時46分
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2009年6月12日、経済参考報は著名な経済学者として知られる米コロンビア大学地球研究所長、ジェフリー・サックス教授のインタビューを掲載した。同教授は中国の経済成長にとって環境問題が最大の課題になると指摘した。写真は北京市の渋滞。
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2009年6月12日、経済参考報は、著名な経済学者として知られる米コロンビア大学地球研究所長、ジェフリー・サックス教授のインタビューを掲載した。同教授は国連ミレニアムプロジェクトのディレクターも兼務している。
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サックス教授は、中国は多くの人材を抱えた大国であり、今後30年以内に必ず世界最大の経済大国になると予想した。今回の経済危機でも「世界でも最も早く危機から脱出する国になるだろう」とコメントした。
しかし中国の持続可能な発展を考える上で、環境問題が最大の課題になると指摘した。太陽エネルギー産業など一部では成功した対策もあるが、水質汚染や大気汚染、温室効果ガスなどの問題はきわめて深刻な状況に陥っていると警告している。
また、環境問題対策では先進国の経験を参照することができるが、しかしむやみに米国を模倣するべきではないとサックス教授は指摘した。過去30年というもの米国は大気汚染や水質汚染の改善には前向きに取り組んできたものの、温室効果ガス削減問題については決して褒められるモデルではないと指摘。また都市化の問題についても公共交通機関を発達させたニューヨークのような成功事例もある一方で、ロサンゼルスのような失敗例もあると話している。(翻訳・編集/KT)
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