「小便をする者は畜生」壁の標語に見る市民のマナーレベル―北京市

Record China    2006年10月18日(水) 15時58分

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繁華街近くの民家の壁に見られる標語。かなりきつい書き方で、他都市などから訪れてこれを初めて見る者は驚かされる。

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2006年10月17日、北京市の前門(ぜんもん)西大街裏にある民家の壁5、6か所に、気になる標語が書かれている。それは「ここで小便をする者は、畜生の類である」というもの。通りを行き交う人に話を聞いたところ、この言葉は近くの住民たちが書いたもので、ここで用を足す人があまりにも多いのが理由だという。

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この標語から10mの場所に公衆便所があるにもかかわらず、ついここでやってしまう。そんな人に対する住民の怒りはよく分かるが、このような乱暴な言葉が大きな文字で書かれて、社会に悪い影響がないのかということの方に疑問を覚える。

この場所は、国内外からの観光客がたくさん訪れる繁華街・前門大街のすぐそばである。2008年北京オリンピックまで残すところあと2年となったが、北京市民が外国からの来訪者に気持ちのよい滞在を提供できるか、そのマナーに不安が残る。

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